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五十八

 そして翌朝。さすがに、昨夜の飯には芋は出でこなかったが――代わりに、夜明け早々に出てきたのが


「ね、姐さん!」


 蕾、緑丸、冷奴さんと、まさに川の字に寝ている三人だったが、見事叩き起こされ


「ど、どうしたんだい?」


「こ、これを」


 何やら差し出してきた、お君さん

「ん?」

 姐さん、瞼を擦りながらも紙切れに目をやり


「な、何だって?」


「い、いないんです、母上が!」


 そこには


――少々気になることがあり、外へと出かけます



「蕾ちゃん。風邪気味で、喉痛いっす」


「ほんなら、マキの喉にネギを巻きますう」


「頼んます」


「よいしょっと……ギュウギュウ」


「げえ!」


「ほらあ! 熱も血の気も失せましたあ!」



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