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五十四
「蔵剣様、ですか?」
「うんにゃ、蔵と剣の間は伸ばすんじゃ……ま、ええわい。で、この幻獣、元々は心根の優しき者だったんじゃ」
そこに、初めて口を挟んできた緑丸
「その道って、本当は心優しき大蛸の足だったんでつか?」
これにお岩さん、目の玉が落ちかけるほど驚き
「こ、小僧……見事正解じゃ!」
一緒になって、たまげる姐さんではあるが
「まさに道案内までしてたのが、その挙句に島を荒らされ……それでお怒りになったと?」
「蔵剣様、ですか?」
「うんにゃ、蔵と剣の間は伸ばすんじゃ……ま、ええわい。で、この幻獣、元々は心根の優しき者だったんじゃ」
そこに、初めて口を挟んできた緑丸
「その道って、本当は心優しき大蛸の足だったんでつか?」
これにお岩さん、目の玉が落ちかけるほど驚き
「こ、小僧……見事正解じゃ!」
一緒になって、たまげる姐さんではあるが
「まさに道案内までしてたのが、その挙句に島を荒らされ……それでお怒りになったと?」
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