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五十三
「言い伝え? 平家の落人の他にですか?」
「それはのう、先にも言ったように単なる噂じゃ。わしが言うのは、この島本来の言い伝えでのう」
皆が、その口元をじっと見つめる中
「元々、この島には人が住んでおらんかったらしい」
「無人島、ですか?」
「そうじゃ。で、月に二回の道が現れる際に、大勢の者らが伊豆より渡って来おってのう。これが島を荒らしに荒らしおって、とうとうこの海の主である大蛸の蔵剣様の怒りを買ったのじゃ」
「言い伝え? 平家の落人の他にですか?」
「それはのう、先にも言ったように単なる噂じゃ。わしが言うのは、この島本来の言い伝えでのう」
皆が、その口元をじっと見つめる中
「元々、この島には人が住んでおらんかったらしい」
「無人島、ですか?」
「そうじゃ。で、月に二回の道が現れる際に、大勢の者らが伊豆より渡って来おってのう。これが島を荒らしに荒らしおって、とうとうこの海の主である大蛸の蔵剣様の怒りを買ったのじゃ」
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