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三十二

 婆様とお滝さんが連れ立って出て行ったあと、早速姐さんが


「その小前田って家には、何人いるのかい?」


「その弥太爺さんに、義理の娘の細魚さより。それにその娘の、浅蜊あさりしじみです」


「四人かいって、この島に男はその爺さんだけなんだ……」

 姐さん、ここではたと


「義理? じゃあ、そのせがれってのは?」


「それが数年前、釣りをしている最中に誤って岩場から海に落ちたと」


「海に? で、見つからずしまいなのかい?」


「ええ、その通りです」



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