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二十一

「ま、気にせんでええさかい、早よ舟を出し」


 だが船頭、後々まで恨まれたくはない。


「向こうには一隻の船もないんですよ? だから、行ったきり戻れないんですって!」


「あ、そうかいな。でもな、月に二回は道ができるんやろ?」


「そら確かにそうだけど。やっぱり、おなごが行くには……」


 ここで、そのおなごの一人が


「おなごおなごってえ、それこそ耳にタコですう」

 そう言い放ったあと、すぐに


「いでよ我米良がめら!」


「あ、やめって!」



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