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十七
「破近様。不思議な話でつね」
「緑丸な、こんなんを西洋ではトンボロ言うねん」
そこに、いつの間にやら隣に来ていた蕾
「おんぼろ、かあ」
「もう絶対の絶対、言うと思うてたわ……で、どうやってあの島まで行くかや」
顎に手をやる破近、忍び二人には
「自分らはいいとして、問題は姐さんやわな」
これにご本人、首をぶるると
「馬の次に凧だなんて、もう勘弁してくださいな」
「さよか……ところで蕾、凧は?」
「まだ釣ってないですう」
「破近様。不思議な話でつね」
「緑丸な、こんなんを西洋ではトンボロ言うねん」
そこに、いつの間にやら隣に来ていた蕾
「おんぼろ、かあ」
「もう絶対の絶対、言うと思うてたわ……で、どうやってあの島まで行くかや」
顎に手をやる破近、忍び二人には
「自分らはいいとして、問題は姐さんやわな」
これにご本人、首をぶるると
「馬の次に凧だなんて、もう勘弁してくださいな」
「さよか……ところで蕾、凧は?」
「まだ釣ってないですう」
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