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十四

「早よう走らんでもええさかいな」


 これに愛馬、背に乗せてる者を気遣ってか、最初はゆっくりと歩きだし


「姐さん、しっかりわいに捕まっときや!」


「は、はいな」


 破近に、ひしとしがみついた姐さん。それを確認したのか無頼安、いつもの三分程度の速さで――


「ちょ、ちょっと恐いんですが」

 青ざめているその顔に


「な、なんと雨まで!」


 これに振り返った破近


「何か言いはりましたか?」


 その顔を見た姐さん、呆れ返り


「よだれかい!」



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