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八
「もうちょっとだけ、詳しゅう言ってくれます?」
「えっと……確か月二回ばかし潮が引いた時に砂地が現れ、陸から歩いて渡れるとか」
少々考え込んだ破近だったが
「おそらく月初めと十五日、つまり新月と満月の頃ですわ。そん時に潮の干満の差が激しゅうなって、そいつが顔を出してくると」
それに目を瞬かせた姐さん
「まさか、ここでお月さんが出てくるとは」
「メッチャ関係してまんねん、これが。で、これだけとちゃいますやろ?」
「もうちょっとだけ、詳しゅう言ってくれます?」
「えっと……確か月二回ばかし潮が引いた時に砂地が現れ、陸から歩いて渡れるとか」
少々考え込んだ破近だったが
「おそらく月初めと十五日、つまり新月と満月の頃ですわ。そん時に潮の干満の差が激しゅうなって、そいつが顔を出してくると」
それに目を瞬かせた姐さん
「まさか、ここでお月さんが出てくるとは」
「メッチャ関係してまんねん、これが。で、これだけとちゃいますやろ?」
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