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七十四

「手拭い? それに鶏の血を?」


「そう。そいつを物干しにでも吊るしたら、これこそ完璧よ」


「そうは言っても……やはり自首というのは危ういと」


「大丈夫だって! 賢いと自負してる南町、その盲点を突くの」


「盲点?」


「ここで肝心要なのが、ひと突きってわけ」


「ひと突きが?」


「いいかい? 私らが自白してもね、『こいつらに心の臓をひと突きできるわけがない』って間違いなく考えるって!」


 この言葉を聞き、天井を見上げる年長組。



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