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七十二

 皆とも、先の三文芝居より真剣な眼差しを向けている。


「しかし、この布団には血が?」


「そんなもの、あとでどこかに捨てちゃえばいい。それよりもね、大事なものは血だよ」


「血、ですと?」


「その通り、血だよ」


「ああ、現場に跡がないと疑われますからね」


「そそ。何か代わりの血が……そうだ、鶏の血がいい!」


「え? 鶏の血って、虫食いの?」


 ここで一旦、目の前の茶を飲んだ破近


「まるで活弁士やな」


「いや、のめり込みました」



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