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五十
「はいっ! まずはそこから違いますね」
「もはや誰にも指されんと。藤やん、何やむなしゅうないか?」
「いえまったく」
「さよか」
呆れ顔の破近だったが
「で、次は一度も話に上がってこん、その小刀の出所先でんな?」
互いに顔を合わせる中、菊やんが
「確かに、その通りでした」
「で、他にはでんな、さっきよりいろいろと出てきてる事で……」
破近、その左手に目をやって
「まずは、こいつが落ちてた辺りを掃除したもんがおるんか?」
「はいっ! まずはそこから違いますね」
「もはや誰にも指されんと。藤やん、何やむなしゅうないか?」
「いえまったく」
「さよか」
呆れ顔の破近だったが
「で、次は一度も話に上がってこん、その小刀の出所先でんな?」
互いに顔を合わせる中、菊やんが
「確かに、その通りでした」
「で、他にはでんな、さっきよりいろいろと出てきてる事で……」
破近、その左手に目をやって
「まずは、こいつが落ちてた辺りを掃除したもんがおるんか?」
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