3349/3502
十八
「ひ、ひと突きとは」
「藤やん、ホンマやねん」
これに肩をすくめる、いかにも異人風の男
「ほな、彦之助の取り調べについて話しますわな?」
「……っちゅうわけですわ」
ここに、やはり最速男
「ちゅうわけと申すがな、下手人が二人も出てきたんだぞ」
「確かにでんな、松はん」
そこに初めて口を開いてきた
「どうせ、互いにかばい合ってるだけでしょが」
「ん? 菖蒲はん、まだおったんかいな?」
「い、いるじゃない、ちゃんとここに!」
「ひ、ひと突きとは」
「藤やん、ホンマやねん」
これに肩をすくめる、いかにも異人風の男
「ほな、彦之助の取り調べについて話しますわな?」
「……っちゅうわけですわ」
ここに、やはり最速男
「ちゅうわけと申すがな、下手人が二人も出てきたんだぞ」
「確かにでんな、松はん」
そこに初めて口を開いてきた
「どうせ、互いにかばい合ってるだけでしょが」
「ん? 菖蒲はん、まだおったんかいな?」
「い、いるじゃない、ちゃんとここに!」
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。