3312/3502
五十四
そして
「う、嘘お?」
この菖蒲殿に続き、竹庵さんからも
「こ、こらまた!」
「ようやく、お二方とも気づかれたようで」
「や、弥助なの?」
「へい、旦那。それしか考えようがないかと」
「あやつが見張り役と?」
「へい、先生。でないと、いつ誰が患者らの部屋に近づくかわかりませんし」
そうは言っても、まだ半信半疑な菖蒲殿
「じゃ、じゃあ、もう一人が事を起こしてる間、ずっとそれを見ていたの?」
「へい。それが弥助の役割だと」
そして
「う、嘘お?」
この菖蒲殿に続き、竹庵さんからも
「こ、こらまた!」
「ようやく、お二方とも気づかれたようで」
「や、弥助なの?」
「へい、旦那。それしか考えようがないかと」
「あやつが見張り役と?」
「へい、先生。でないと、いつ誰が患者らの部屋に近づくかわかりませんし」
そうは言っても、まだ半信半疑な菖蒲殿
「じゃ、じゃあ、もう一人が事を起こしてる間、ずっとそれを見ていたの?」
「へい。それが弥助の役割だと」
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。