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三十四

 そこには垂直に立った小刀を誇らしげに見せてるかの如き、一人の男が横たわっている。


「ちえっ、またかい」


 こう吐いた平次の背より覗き込んでる菖蒲殿


「う、嘘お?」


 そこに近づいた、その影が薄れつつある竹庵先生が


「……やはり、お亡くなりに」


「で、この者とは?」


 この平次の問いには、傍らの男から


「助松と言いますだ」


「助松か……」

 そして、またもや吐き捨て


「ちぇっ、おそらく火事に気を取られてる時にやられたに違えねえ」



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