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二十一

 やがて、その作業も終わり


「この村には何軒の家があるのじゃ?」


 この問いに一歩よぼよぼと前に出てきた、見るからに長老とおぼしき爺さんが


「ちょうど二十七軒でしてな」


「なるほど」

 やはり気が早っているのか先生、軽く受け流し


「ならば、あの袋の中の蚊遣りを一軒ずつ配り、火を点けるのじゃ!」

 

 完璧なる手筈とは、まさにこの事――



 やがて、その半時後


「ん? どうやら霧が出てきたみたいじゃな」


 だが、村人らにはわかっていた――



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