3271/3502
十三
「さ、さよう。で、退治に関しては」
先生、今度は水の入った小さき箱を取り出し
「実は、この中には……」
「どれどれ?」
早速、中を覗きこむ破近
「ヤンマの子、ヤゴでんな?」
「ご、語源まで!」
焦る竹庵さん
「そ、それで、ボウフラの天敵であるこのヤゴを水溜まりという水溜まりに放つのですじゃ」
「こらまた気の長い話でんな……っちゅうか、どんだけヤゴを抱えてまんねん」
これには、いきなり小声になった先生
「……十匹ばかし」
「さ、さよう。で、退治に関しては」
先生、今度は水の入った小さき箱を取り出し
「実は、この中には……」
「どれどれ?」
早速、中を覗きこむ破近
「ヤンマの子、ヤゴでんな?」
「ご、語源まで!」
焦る竹庵さん
「そ、それで、ボウフラの天敵であるこのヤゴを水溜まりという水溜まりに放つのですじゃ」
「こらまた気の長い話でんな……っちゅうか、どんだけヤゴを抱えてまんねん」
これには、いきなり小声になった先生
「……十匹ばかし」
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。