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四
「青き目よ、朝っぱらからすまぬな」
この木俣様の言葉に
「いつものことでおますさかい、そう気にされんと」
「何か、嫌な言い方だな?」
「そらすんまへん……で、何の用ですん?」
「それがな……」
言いにくそうな相手、まずは無難な線より
「のう? 萌黄村なるところを知っておるか?」
「もえぎ? うんにゃ聞いたことおまへんな」
「やっぱり……これが甲斐との境にある、小さき村なのだ」
「そうでっか。で、それがどないしましたん?」
「青き目よ、朝っぱらからすまぬな」
この木俣様の言葉に
「いつものことでおますさかい、そう気にされんと」
「何か、嫌な言い方だな?」
「そらすんまへん……で、何の用ですん?」
「それがな……」
言いにくそうな相手、まずは無難な線より
「のう? 萌黄村なるところを知っておるか?」
「もえぎ? うんにゃ聞いたことおまへんな」
「やっぱり……これが甲斐との境にある、小さき村なのだ」
「そうでっか。で、それがどないしましたん?」
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