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百五十五
「今更言われても、こうやって自ら白状した以上、しゃあないんですわ」
「し、しかしながら、この子はまだ成人しておりませぬ」
「うーん」
如何に説明すべきが迷った吟味方だったが
「他の世ならいざ知らず、今の世では未成年も成年も関係ないんですわ」
「で、でも……」
当然ながら食い下がるお三枝だったが、そこに主が
「もうええ。未成年への軽き刑罰がないならば」
そして破近を見やり
「出来る限りの情状酌量の旨、お願い申すまで」
「今更言われても、こうやって自ら白状した以上、しゃあないんですわ」
「し、しかしながら、この子はまだ成人しておりませぬ」
「うーん」
如何に説明すべきが迷った吟味方だったが
「他の世ならいざ知らず、今の世では未成年も成年も関係ないんですわ」
「で、でも……」
当然ながら食い下がるお三枝だったが、そこに主が
「もうええ。未成年への軽き刑罰がないならば」
そして破近を見やり
「出来る限りの情状酌量の旨、お願い申すまで」
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