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百五十一
「そか、ええ根性しとるやん。ほな、二番目は?」
「半次さんはここにちょくちょく来ていて、癪の薬を持っているのも知っておりました。それで、この家にあった砒素を薬に混ぜ……」
「それも凝らしめよう、ってか?」
「……はい」
「あのな、自分?」
破近、声を荒げ
「別の名をな石見銀山っちゅう、鼠捕り用の猛毒なんやで!」
「毒とは知ってましたが、そこまでのものとは。でも混ぜたのは、ほんの少々……」
「何、ぬかしてんねん!」
「そか、ええ根性しとるやん。ほな、二番目は?」
「半次さんはここにちょくちょく来ていて、癪の薬を持っているのも知っておりました。それで、この家にあった砒素を薬に混ぜ……」
「それも凝らしめよう、ってか?」
「……はい」
「あのな、自分?」
破近、声を荒げ
「別の名をな石見銀山っちゅう、鼠捕り用の猛毒なんやで!」
「毒とは知ってましたが、そこまでのものとは。でも混ぜたのは、ほんの少々……」
「何、ぬかしてんねん!」
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