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百四十八

 言い淀むと思われた相手だったが、案外と素直に


「姉上から言付けを預かってると偽りを申し、定吉さんを橋まで呼び出しました」


「それって、いつ頃なん?」


「亥四つ(午後10時半~11時)の頃です」


「亥の四つ、かいな。こらまた旨い時を選んだもんや」


 たいそう感心している吟味方に


「それは木戸番の警備(午前0時)前を狙ったと?」


「まずは安全な考えやな、菊やん。警備の最中は無論としてな……逆にその後やったら、時も遅すぎ定吉も怪しむやろしな」


「なるほど」



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