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百三十八

 やはり、これにも恐縮し


「これぞ、まさに我がの非力なるものかと」


「上手い事言うたさかい、許したるわ。でな、ここにあるんが」

 そう言って破近、一枚の紙切れを両軍の境界となす畳の真ん中に置き


「利平はんが今際の時に握ってたもんと同じ紙や」


 そこに藤殿も


「まさしく、あの時に握られていた紙と瓜二つなもの。主が言うには三椏みつまた紙だと」


 これを耳にした敵味方全員とも、それが何だと首を捻っている――破近ともう一名を除いては。



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