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百二十四
「ほな、氷助? 自分はどない?」
「はい、お師匠さん」
よほど当てられたのが嬉しいのか、ニッコリと
「又夫さんは下手人じゃないと」
この言葉に味方の同心および、何と相手側の家族まで目を丸くしている。
「何でそう思うん?」
これに然もありなんと
「だってこの又何とかさん、そこまでの非道はできっこないです」
「意味がわからへんわ」
「つまりメッタ突き一つとっても、この主さんならしかねそうですが、又何とかさんには無理かと」
「ほな、氷助? 自分はどない?」
「はい、お師匠さん」
よほど当てられたのが嬉しいのか、ニッコリと
「又夫さんは下手人じゃないと」
この言葉に味方の同心および、何と相手側の家族まで目を丸くしている。
「何でそう思うん?」
これに然もありなんと
「だってこの又何とかさん、そこまでの非道はできっこないです」
「意味がわからへんわ」
「つまりメッタ突き一つとっても、この主さんならしかねそうですが、又何とかさんには無理かと」
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