3212/3502
百十五
ここで割って入る、いつもながら仲裁役を買って出た心優しき菊やん
「まあまあ、お二人とも」
なだめながらも、その目を主に向けたまま
「今の氷助さんの言葉どおり、誰に知られることもなく外へと出れるかと?」
言い方一つで、相手の態度も変わるという良き見本。
「うーむ、否定はせぬが……しかし先程も言うたが、その三名に手を掛けて何の得があるんじゃ?」
「そこは未だ何とも」
ここに腕が鳴ってる御方が
「そこの又何とかさん?」
ここで割って入る、いつもながら仲裁役を買って出た心優しき菊やん
「まあまあ、お二人とも」
なだめながらも、その目を主に向けたまま
「今の氷助さんの言葉どおり、誰に知られることもなく外へと出れるかと?」
言い方一つで、相手の態度も変わるという良き見本。
「うーむ、否定はせぬが……しかし先程も言うたが、その三名に手を掛けて何の得があるんじゃ?」
「そこは未だ何とも」
ここに腕が鳴ってる御方が
「そこの又何とかさん?」
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。