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百三
「はい、言うてるやん」
「あ、はい……あのう、もはやその紙切れはこの世にないわけで」
申し訳そうな丸眼鏡くんだったが
「今更言うてもしゃあないわな。ま、そこは和紙屋の主よりの吉報を待とうや」
「……はい」
そして再び〆に入ってきた吟味方
「今から横島屋まで出向くとしてもでんな、全員で押しかけるわけにもいきまへんさかい」
ここで周りを見回し
「まず氷助は、案内役として必須やわな」
「お師匠さんの為にも頑張る所存です」
「はい、言うてるやん」
「あ、はい……あのう、もはやその紙切れはこの世にないわけで」
申し訳そうな丸眼鏡くんだったが
「今更言うてもしゃあないわな。ま、そこは和紙屋の主よりの吉報を待とうや」
「……はい」
そして再び〆に入ってきた吟味方
「今から横島屋まで出向くとしてもでんな、全員で押しかけるわけにもいきまへんさかい」
ここで周りを見回し
「まず氷助は、案内役として必須やわな」
「お師匠さんの為にも頑張る所存です」
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