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百
「噂のお冴さんですね?」
さすがに、勘の良いところを見せる藤殿。
「大当たりです。それと弟の、これがしっかり者の又三くん……そんなところです」
「では、お三枝さんの亭主、つまりその姉弟の父親はすでに他界してるんですか?」
「ん?」
ここで腕を組み、天井を見上げる氷助
「えっと……あ! いました、いました! 影が薄いのでコロッと」
「はあ。で、何という名なんです? その亭主って」
「確か又助とか又吉とか、そんな感じです」
「噂のお冴さんですね?」
さすがに、勘の良いところを見せる藤殿。
「大当たりです。それと弟の、これがしっかり者の又三くん……そんなところです」
「では、お三枝さんの亭主、つまりその姉弟の父親はすでに他界してるんですか?」
「ん?」
ここで腕を組み、天井を見上げる氷助
「えっと……あ! いました、いました! 影が薄いのでコロッと」
「はあ。で、何という名なんです? その亭主って」
「確か又助とか又吉とか、そんな感じです」
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