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十六

 続けて


「ながながし夜を一人かも寝む、じゃ」


「他はどないでっか?」


「ああ。きみがため春の野に出て若菜つむ……光孝天皇か。で、我衣手に雪は降りつつ、じゃ」


 これに


「全く知らんわ。次は?」


「嘆けとて月やは物を思はする、西行法師だ。で、かこち顔なる我涙かな、じゃ」


「最後は?」


「ほととぎす鳴きつる方をながむれば……後徳大寺左大臣じゃ。下の句はな、ただ有明の月ぞ残れる、じゃ」


 これらを聞いた破近


「何の事やろか?」


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