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十五
文学が苦手な破近、その取った行動とは
「お、青き目! む、娘は?」
だが
「まだ途中ですわ、木俣はん」
これに驚く相手
「と、途中だと? では、何しに戻ってきた?」
「いやね、これなんですわ」
破近、文を相手に差し出し
「わい、和歌なんて興味ないもんで」
それを見た木俣様
「ここにある四首とも百人一首の中の和歌だが、上の句だけとは?」
「ほな、それに続く下の句って?」
「まずは、あしびきの山鳥の尾のしだり尾の……人麻呂のか」
文学が苦手な破近、その取った行動とは
「お、青き目! む、娘は?」
だが
「まだ途中ですわ、木俣はん」
これに驚く相手
「と、途中だと? では、何しに戻ってきた?」
「いやね、これなんですわ」
破近、文を相手に差し出し
「わい、和歌なんて興味ないもんで」
それを見た木俣様
「ここにある四首とも百人一首の中の和歌だが、上の句だけとは?」
「ほな、それに続く下の句って?」
「まずは、あしびきの山鳥の尾のしだり尾の……人麻呂のか」
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