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五十八
「確か、奇岩堂さんから譲ってもらってる癪の薬に混ぜられたとか」
はたして、相手の顎が外れてしまった。
「き、き……あわわ」
「あ、そのまま、そのまま」
すぐに主に近寄った氷助、その顎の左右に手を掛け
「よいしょっと……あ、戻りました」
これに、しきりと顎をカクカクさせる主
「おお、かたじけない」
「いえいえ。で、何故にそこまで驚かれたのです?」
主、顎を手で押さえながら
「実はその薬、この横島屋より卸した品ですじゃ」
「確か、奇岩堂さんから譲ってもらってる癪の薬に混ぜられたとか」
はたして、相手の顎が外れてしまった。
「き、き……あわわ」
「あ、そのまま、そのまま」
すぐに主に近寄った氷助、その顎の左右に手を掛け
「よいしょっと……あ、戻りました」
これに、しきりと顎をカクカクさせる主
「おお、かたじけない」
「いえいえ。で、何故にそこまで驚かれたのです?」
主、顎を手で押さえながら
「実はその薬、この横島屋より卸した品ですじゃ」
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