表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3150/3502

五十三

「その隣がですな、噂のお冴になりますじゃ」


 とても嬉しそうに紹介してきた主。

 ずっとうつむいていた娘、ここでようやく顔を上げ


「冴にてございます」


 これに一瞬、顎が落ちかけた探り屋。それもそのはず、この界隈にて五本の指に入るくらいの、その容姿――下から数えて。

 だが仕事に差し支えるので、何とか踏ん張り


「さすがに女王蝉ですね」


「おお? これはまたとなき誉め言葉を!」


「見たままを」


「で、その隣も孫の又三ですじゃ」



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ