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二十五

 魚極楽にやってきたお二人さん。

 これに、めざとき例の中年女が


「へい、らっしゃい!」


「実は定吉さんについてな……」


 やはり表情を変えた女が


「ふん、客じゃないのか」


 だが今度は役人、じゃあ、そこの鮪でも――とは、いかない。


「見たらわかるでしょ? 我々って役人、それも南町の同心なんですよ」

 

 ここで初めて、女がハッとし


「あ、あたしゃてっきり、何かの仮装かと」


「か、仮装? あのねえ、こう見えても私って元筆頭同心で……」



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