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八
「その通りじゃが?」
「これな、亥辰ちゃいますやろか?」
これに怪訝そうな木俣様
「亥辰?」
「ほな、そこにある地図でも見まひょか?」
破近、すぐにそれを目の前で広げ
「この八丁堀を中心とすればでんな……これが、亥の方角と辰の方角が重なる線ですわ」
「ああ、なるほど!」
「で、この線上の音羽、雑司ヶ谷にある有名な寺っちゅうのは……」
それに相手が声を上げ
「ご、護国寺か?」
そして頷く破近
「おそらく、そや思いますねん」
「その通りじゃが?」
「これな、亥辰ちゃいますやろか?」
これに怪訝そうな木俣様
「亥辰?」
「ほな、そこにある地図でも見まひょか?」
破近、すぐにそれを目の前で広げ
「この八丁堀を中心とすればでんな……これが、亥の方角と辰の方角が重なる線ですわ」
「ああ、なるほど!」
「で、この線上の音羽、雑司ヶ谷にある有名な寺っちゅうのは……」
それに相手が声を上げ
「ご、護国寺か?」
そして頷く破近
「おそらく、そや思いますねん」
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