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十二

「追放としよう」


「追放にも、重、中、軽と三つありますわな?」


「……軽追放に処す」


 住んでいる国、罪を犯した国、ならびに江戸十里四方やら東海道筋やらへの立ち入りを禁ずる刑罰である。


「ちょうどええですやん? その東海道で、事を犯したんですよって」


 早く帰りたいのか、すぐさま同意してきたこの男。


「そうか……そうだよな」


「ほな、終いに一つだけ」


「な、何だ?」


 これにニコリと微笑む破近。ややもすれば、気色悪いが――



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