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四十一
これで決まりかと思いきや、まだ先は続く模様で
「何故に、そうしたんだ?」
「松殿。それは窓よりご主人の姿が見えるかどうか、これを確認する必要があったからです」
「確認だと? あ、なるほど。じゃないと、発見役としてはおかしな事になるもんな」
「その通りです。もし見えないならば……」
ここで菊やん、視線を元へと戻し
「悲しいかな、その亡骸を動かしたはずです」
と、ここで
「はい!」
「あ、藤殿。私めには挙手は無用ですよ」
これで決まりかと思いきや、まだ先は続く模様で
「何故に、そうしたんだ?」
「松殿。それは窓よりご主人の姿が見えるかどうか、これを確認する必要があったからです」
「確認だと? あ、なるほど。じゃないと、発見役としてはおかしな事になるもんな」
「その通りです。もし見えないならば……」
ここで菊やん、視線を元へと戻し
「悲しいかな、その亡骸を動かしたはずです」
と、ここで
「はい!」
「あ、藤殿。私めには挙手は無用ですよ」
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