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十七

 そらそうだ、と皆が納得している中


「菊水殿? 包丁の刃渡りって、どれくらい?」


 こんな明智様の問いに


「およそ七尺です」


「じゃあ、やっぱり手で刺したんだ!」


 よりによって、驚くほど単純な言葉を発してきた。

 無論、菊やんも眼をしばた


「お言葉ですが、何を今更?」


「だって、最も当たり前じゃないですか?」


「そ、それはそうですが。離れているご主人をどうやって……」


 これに、あっけらかんと


「離れてたら、呼べば済むことよね?」



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