3057/3502
七
遅れてやってきた桜殿も唖然とし
「な、何故に……」
だが、すぐに
「この包丁に見覚えは?」
しかし返事が聞こえぬため、振り返ったところ
「おい、何びびってる! さっさと中へ入ってこぬか!」
おそるおそる近づいてきた若造に
「この包丁は?」
「み、店のですが……も、もうお亡くなりに?」
「ああ、とっくにな。と言うか一突きだ」
その時、いつのまにやら部屋の外に出ている菊やんより
「お二人とも、ちょっとだけどいてもらえます?」
遅れてやってきた桜殿も唖然とし
「な、何故に……」
だが、すぐに
「この包丁に見覚えは?」
しかし返事が聞こえぬため、振り返ったところ
「おい、何びびってる! さっさと中へ入ってこぬか!」
おそるおそる近づいてきた若造に
「この包丁は?」
「み、店のですが……も、もうお亡くなりに?」
「ああ、とっくにな。と言うか一突きだ」
その時、いつのまにやら部屋の外に出ている菊やんより
「お二人とも、ちょっとだけどいてもらえます?」
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。