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百二十

「愛恋っちゅうんは、時として始末に負えんもんですわなあ」


 ここはいつもの橋のたもと。似合わぬ台詞を口にする、そんな助平を相手するのはこの御方。


「確かに好いた人ができたら、見境がなくなりますもんね」


「あら? 姐さんもでっか?」


「いやですねえ。若い時の話に決まってますよ、旦那」


 これを聞いた助平、その青き目を鋭くさせ――事件の時だけにしとけよ。


「ほんなら、ここはいっぺん若い時に戻って、見境なくなるのも……」



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