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百九

「はいな。環はんが、誰かはんでおます」


「想像を逞しくされるのはご自由です。しかしながら、それを口にすべきではないかと。ましてや、貴殿は吟味方の身」


「確かに吟味方の身ですわ。そやからこうやって、悪人を上げようとしてまんのや」

 微笑みすら浮かべている男、さらに


「実は三叉路の真ん中にでんな、黒い石ころが五つばかし置かれてましたんやわ」


 だが、やはり表情ひとつ変えない女


「言うに事欠いて、今度は石ころですか?」



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