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八十四
一方、こちらでは
「おい、禿げ!」
「ほう? 小娘よ、いきなりのご挨拶じゃねえか?」
「うるさい、ツルピカ!」
「き、貴様、このわしを誰だと思ってるんだ!」
「うーん……やっぱり、禿げ散らかしかなあ?」
「こ、この餓鬼、調子に乗りやがって!」
ブンと降り下ろされた金棒だったが、ひらりと避けた種子、何とその上に立っている。
「う、牛若丸か!」
これに、背に隠していた両手を前へと突きだし
「じゃーん! これが目に入らぬか!」
一方、こちらでは
「おい、禿げ!」
「ほう? 小娘よ、いきなりのご挨拶じゃねえか?」
「うるさい、ツルピカ!」
「き、貴様、このわしを誰だと思ってるんだ!」
「うーん……やっぱり、禿げ散らかしかなあ?」
「こ、この餓鬼、調子に乗りやがって!」
ブンと降り下ろされた金棒だったが、ひらりと避けた種子、何とその上に立っている。
「う、牛若丸か!」
これに、背に隠していた両手を前へと突きだし
「じゃーん! これが目に入らぬか!」
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