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七十八
暫くして戻ってきた緑丸、はたしてその手には一通の文が。
「これを心彫の足に」
「はいな!」
籠の中より取り出した白き鳩の足に、早速くくりつけてる種子
「一丁上がり!」
そして、それを相手に渡そうとしたところ
「種子さんが飛ばして下さい、そこが醍醐味でつから」
「そっかあ! キミってさ、案外いい虚無僧なんだ!」
「……あくまでも変装でつが」
すぐに外へと出てきた種子、鳩を空に向かって放り上げ
「さ、破近様までよろしく!」
暫くして戻ってきた緑丸、はたしてその手には一通の文が。
「これを心彫の足に」
「はいな!」
籠の中より取り出した白き鳩の足に、早速くくりつけてる種子
「一丁上がり!」
そして、それを相手に渡そうとしたところ
「種子さんが飛ばして下さい、そこが醍醐味でつから」
「そっかあ! キミってさ、案外いい虚無僧なんだ!」
「……あくまでも変装でつが」
すぐに外へと出てきた種子、鳩を空に向かって放り上げ
「さ、破近様までよろしく!」
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