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七十
「誰に雇われたんでつ?」
「だ、だから何の……」
「もう一本」
「やめ……イテッ!」
この光景に唖然とする蕾
「緑丸って、案外ですう」
そこに種子も、目を大きく見開き
「これが伊賀者の本性なんだ」
だが、任務遂行に燃える少年
「さあ、次は三人がかりでつ」
「了解ですう」
「じゃ、早速」
そら賊もビビりまくり
「ちょ、ちょ……」
「せーの!」
「や、やめてえー」
一気に刺さってる矢という矢を抜かれた賊。
「泡吹いて失神しましたあ!」