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六十九

 ぐるぐる巻きにされ、部屋まで連れて来られた賊。その体に触れた蕾が


「まだ息が十二分にありますう」


「その吹き矢って、殺傷能力ないし」


 種子の言葉を聞き、屈み込んだ緑丸。ちなみにそこから矢を一本だけ抜いてみたところ


「イテッ!」

 痛みのあまり、目を覚ました賊だったが


「こ、小僧。何をしやがる!」


「何故にお奉行様を狙ったんでつ?」


「な、何の話だ!」


「じゃあ、もう一本」


 緑丸、澄ました顔にて抜き


「んもう! 痛いって!」



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