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五十五
「いえ、こちらこそ……って、公儀隠密を引退したんじゃないのか?」
「はい、しました。で、今は南町の吟味方様の元にいまつ」
「そ、そうなんだ」
頷いてる先輩だったが
「あ、だから、このお奉行の護衛をしてるのか」
「察しがいいでつね……それで逆に聞きまつが、先輩は誰の指示で……」
これにすっくと立ち上がるや否や
「さらばだ!」
あっという間に、飛び去っていった。
これを呆然と見てる種子が
「だから伊賀者って好きくない!」
「いえ、こちらこそ……って、公儀隠密を引退したんじゃないのか?」
「はい、しました。で、今は南町の吟味方様の元にいまつ」
「そ、そうなんだ」
頷いてる先輩だったが
「あ、だから、このお奉行の護衛をしてるのか」
「察しがいいでつね……それで逆に聞きまつが、先輩は誰の指示で……」
これにすっくと立ち上がるや否や
「さらばだ!」
あっという間に、飛び去っていった。
これを呆然と見てる種子が
「だから伊賀者って好きくない!」
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