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五十二
いつになく慎重な蕾
「これって、どう見ても忍びですねえ」
そう、どこから襲ってくるかがわからないのだ。
そこに種子が
「どうする、小坊主?」
「虚無僧でつが」
「どっちでもいいじゃん。それよか……」
その時だった。木々の間より見えた赤き物――
「火矢でつ!」
火と聞き、条件反射でこの御方が
「秘技、絶対零度お!」
合わせた両指の先より放たれるは、異常なる冷気。あっという間に、火矢も凍ってしまった。
「それみたことかあ!」
いつになく慎重な蕾
「これって、どう見ても忍びですねえ」
そう、どこから襲ってくるかがわからないのだ。
そこに種子が
「どうする、小坊主?」
「虚無僧でつが」
「どっちでもいいじゃん。それよか……」
その時だった。木々の間より見えた赤き物――
「火矢でつ!」
火と聞き、条件反射でこの御方が
「秘技、絶対零度お!」
合わせた両指の先より放たれるは、異常なる冷気。あっという間に、火矢も凍ってしまった。
「それみたことかあ!」
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