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四十八
「え? あ、いえ、派手だなあって」
「ああ。そういうことか」
怪訝そうな顔をしながらも、再び席に着いた木俣様。
だが饅頭がまだ残っているので、再び無い知恵を絞りだした種子
「あ、向こうの山に!」
やはり振り返った実直なる木俣様だったが、すぐに
「おい? 山なんてどこにも……」
慌てた種子、すぐに引き抜いた棒には――
「ぬお? ぬ、盗人だったのか!」
悲しいかな、先っぽに饅頭がついたままだった。
さて、早くも一人欠けるのか?
「え? あ、いえ、派手だなあって」
「ああ。そういうことか」
怪訝そうな顔をしながらも、再び席に着いた木俣様。
だが饅頭がまだ残っているので、再び無い知恵を絞りだした種子
「あ、向こうの山に!」
やはり振り返った実直なる木俣様だったが、すぐに
「おい? 山なんてどこにも……」
慌てた種子、すぐに引き抜いた棒には――
「ぬお? ぬ、盗人だったのか!」
悲しいかな、先っぽに饅頭がついたままだった。
さて、早くも一人欠けるのか?
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