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三十八

「父が申すには、常々注意を払っていて、奉行所に数えきれぬほど足を運んだと。決まりはないはずなんだが、五年で恩赦を受けて戻ってくる事が多い……とも言っておりました」


 これに己の額を叩いた吟味方


「あちゃー! こらまた痛いとこを。ホンマその通りなんやわなあ、何故かこれが」


 このおどけた姿に、思わず娘からも笑みがこぼれている。


「でもな、戻ってきたのはわかったとしても、その足取りを辿るんは並大抵のことちゃうで?」



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