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三十六
「向かったところ?」
「その場にまだ輩がいたので、皆で取っ捕まえたと」
「そうなんや。そやけど、何でまた……」
「後で聞いたのですが、落とした巾着を探しに戻ってきたようで」
これに破近、その表情を変えることなく
「所謂、自業自得やな」
「その後、お裁きにて追放の刑罰となったわけですが」
「北町やな。そやけど、実際は島流しになったわな?」
ここで、ようやく答えだしたお鈴
「はい。何でも、私の他にも二人の幼き子が……」
「向かったところ?」
「その場にまだ輩がいたので、皆で取っ捕まえたと」
「そうなんや。そやけど、何でまた……」
「後で聞いたのですが、落とした巾着を探しに戻ってきたようで」
これに破近、その表情を変えることなく
「所謂、自業自得やな」
「その後、お裁きにて追放の刑罰となったわけですが」
「北町やな。そやけど、実際は島流しになったわな?」
ここで、ようやく答えだしたお鈴
「はい。何でも、私の他にも二人の幼き子が……」
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