2951/3502
二十三
「これ何ですの?」
「鉄の爪っちゅう武器やねん。ほれ、手え出してみ?」
「こうですか?」
「でな、こいつを手の甲にくくりつけてな……」
己の右腕をまじまじと見ているくの一。
「おまえ手が短いさかい、長ごうなったみたいやろ? それに、その鋭き刃でもって、闘う時メッチャ優位になるで」
「ふうん、この刃がねえ」
「そや。しかし気いつけや。その刃な、かなり鋭き………」
この瞬間、目が飛び出た。
「な、なに背中掻いてんねん!」
「これ何ですの?」
「鉄の爪っちゅう武器やねん。ほれ、手え出してみ?」
「こうですか?」
「でな、こいつを手の甲にくくりつけてな……」
己の右腕をまじまじと見ているくの一。
「おまえ手が短いさかい、長ごうなったみたいやろ? それに、その鋭き刃でもって、闘う時メッチャ優位になるで」
「ふうん、この刃がねえ」
「そや。しかし気いつけや。その刃な、かなり鋭き………」
この瞬間、目が飛び出た。
「な、なに背中掻いてんねん!」
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。