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十七

「だってえ、一年ぶりに会えたご主人様とつもり積もった話をしたいですう」


 一理あった。これに暫し考え込んだ種子、やがてその膝を叩いて


「じゃあ、いろは屋のみたらしを十本あげるから!」


 これに


「行かいでかあ!」


「迷い一つないんかいな」


 呆れ返ってる破近だったが、この時、静かに立ち上がり


「お茶でも入れてきまつね」


 くるりと後ろを向いた緑丸だったが、その背に


「監視役として、どないだ?」


「……拒否権はないでつよね?」



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