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 詳しき話は中で、となったのだが


「実は里のからくり師が作ってくれたんだけどね、ほら? ここにあるバネ! これが肝でね。ね、見える? ほら、もっと近くに…」

 ここで顔を上げた種子、もちろん誰もいやしない。


「今の独り言だかんね!」



「その物好きな相手っちゅうんは?」


 かなり身を乗り出している男。


「ち、近すぎですって! でね、こいつが、あの旗本の南条家の環さんで」


 これに破近、その目を丸くし


「も、元、江戸小町のかいな!」



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