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八
その手より飛び立ったぶーめらん、あっという間に青竹を切り裂いてしまった。
「メッチャ、危のうなったな」
「ねね? すごいっしょ?」
得意満面の種子、やはり戻ってきたぶーめらんをつかんで
「ほれ、この通り!」
とは言うものの、何故か涙目?
「ん? お、おい! 手から血い出とるやないか!」
「ああ、泣きそうだった」
右手をフウフウしている種子だったが
「実際に泣いとったやないか!」
だがケロッと
「だって、痛かったんだもんねー」
その手より飛び立ったぶーめらん、あっという間に青竹を切り裂いてしまった。
「メッチャ、危のうなったな」
「ねね? すごいっしょ?」
得意満面の種子、やはり戻ってきたぶーめらんをつかんで
「ほれ、この通り!」
とは言うものの、何故か涙目?
「ん? お、おい! 手から血い出とるやないか!」
「ああ、泣きそうだった」
右手をフウフウしている種子だったが
「実際に泣いとったやないか!」
だがケロッと
「だって、痛かったんだもんねー」
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